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北海道幌延町

ミズナラ樽は

セカンドステージへ

特集インタビュー

幌延町役場企画政策課長 角山隆 一 氏

田中酒造株式会社 杜氏 高野篤生 氏 

ミズナラの樽熟成

日本酒と 焼酎への取り組み。

取材・撮影・文/北海道広域道産酒協議会 パ酒ポート事務局 2020年4月

2016年、幌延町の課題である地域特産品の開発を目指しスタートした、「樽試験製造」の一大プロジェクト。2018年の「幌延町産ワイン樽」3樽の完成以来、北海道ワイン(株)での「木樽熟成ワイン」製造、田中酒造(株)での日本酒と焼酎の製造販売へと、町をあげたプロジェクトが一歩ずつ着実に前進しています。可能性を秘めた「幌延町産ミズナラ樽」の仕掛け人 幌延町企画政策課長 角山隆一氏と、前代未聞の酒造りにチャレンジした田中酒造 杜氏 高野篤生氏にお話をうかがいました。

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角山 一昨年、小樽の田中酒造さんに幌延町の木樽の取り組みを紹介させていただいたところ、「ワイン樽に日本酒を貯蔵する」というびっくりするようなご提案をいただきまして「これは面白い!」と思い、取り組みがはじまりました。

高野 幌延町さんには2つの提案をさせていただきました。一つは「日本酒の貯蔵」です。杉樽に日本酒を入れて香りをつけた例はありますが、本格的な貯蔵用の樽に日本酒を入れたのは聞いたことがないので、これは新しい商品になると思いました。もう一つは、シェリー酒を貯蔵した樽にウイスキーを入れてシェリー酒の香りをつけるという方法を応用して、日本酒を入れた樽に焼酎を入れて、日本酒の香りのついた焼酎って、ちょっと不思議な感じですけど、日本酒の香りは果物のような香りがするので、その香りのついた焼酎をイメージして提案しました。

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​つづきは「パ酒ポート®北海道2020-2021」書籍をご覧ください。

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