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1989年3月29日、平取町生まれ。アイヌの家庭で育ち、アイヌ文化伝承者育成事業を修了後、アイヌ民族博物館に就職。アイヌ語入門講座の講師やイベントなどで活動。2018年4月から公益財団法人アイヌ民族文化財団に所属。ウポポイでは文化振興部伝統芸能課の舞踊グループリーダーを担っている。
アイヌ芸能に見る「酒」
サケ カラ ウポポ
取材・撮影・文/パ酒ポート事務局(2020年7月)
2020年7月12日、白老町に誕生した、ウポポイ(民族共生象徴空間)で 伝統芸能課 舞踊グループリーダーとして新しい踊りに取り組んだ 山道ヒビキ氏にお話を伺いました。
------- 酒は、アイヌ文化においてどのような意味を持つのか?アイヌの「芸能」と「文化」の側面からみた、酒とアイヌの生活についてお話を伺う中で、儀式でもっとも欠かせないとされるものが「酒」であることを知りました。歌や踊りとともに酒づくりを楽しみ、良い酒が出来るよう、カムイも一緒に酒づくりを楽しんでもらうための風習が、道東を中心に伝承されているとのこと。ウポポイ開業に向けて、その歌と踊りを受け継いだプログラムをつくりあげることに挑戦した、山道氏の熱い想いを感じていただき、白老に誕生したウポポイへ足を運んでみては --------

幼い頃から、阿寒で見てきた
酒づくりの歌 ・踊り。
ウポポイは、アイヌ文化全般を紹介する国立の施設ですので、地域に伝わる様々なアイヌ文化を、地域と連携して紹介できないかと思い、僕が交流のある方たちに直接協力を依頼して、実際に何度もウポポイに来て教えていただきました。今回プログラムをつくるにあたり、酒づくりの歌・踊りについて教えていただいたのが、

つづきは「パ酒ポート®北海道2020-2021」書籍をご覧ください。
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